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レッドブルのオーナー、大学に70億円を寄付

エナジードリンクメーカーのレッドブル創業者で、レッドブル・レーシングのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは、母国オーストリアにある医学研究の大学に7,000万ユーロ（約70億円）の寄付を行った。

オーストリアの『Salzburg 24（ザルツブルク24）』紙によると、マテシッツはパラケルスス医学大学に大口の寄付金を贈呈した。マテシッツはその寄付金を、治療することができない脊椎（せきつい）の損傷や、麻痺（まひ）の研究に役立てて欲しいと考えているようだ。また、同紙はその大学が2002年に設立され、その際にマテシッツも協賛していたと報じている。

「この度頂いた寄付金は、これまでヨーロッパの大学に寄せられた寄付金の中でも、個人からの申し出としては3番目に高額なものだ。われわれは非常に光栄に思っている。同時に、この大きな期待に応える重大な責任があるということも認識している」と大学役員のひとりは語った。

スペインのメディアは、世間の注目を浴びることを避けているマテシッツが「とても価値のあるプロジェクトで、ぜひ援助したい」というコメントを発していると報じた。