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小林可夢偉、グッドスマイルレーシングのカートイベントで優勝

2012年01月15日(日)5:38 am

レーシングチームのグッドスマイルレーシングが14日(土)、千葉県の茂原ツインサーキットでカートイベント「グッドスマイルレーシング カートグランプリ」を開催。母体のグッドスマイルカンパニーが支援する小林可夢偉(ザウバー)らもゲストドライバーとして参加し、エキシビションレースでは可夢偉が優勝した。

今回のカートグランプリでは、一般参加者による耐久レースを開催。SUPER GTさながらに、GT300クラス(初心者)とGT500クラス(経験者)に分かれて2時間30分のレースを戦った。

耐久レース後には、ゲストドライバーによるエキシビションレースも実施。可夢偉のほかにも、元F1ドライバーでグッドスマイルレーシングのスポーティングディレクターを務める片山右京や、SUPER GTのGT300クラスでチャンピオンになった番場琢ら現役のレーシングドライバーも参加した。

エキシビションレースとは言うものの、現役のレーシングドライバーが集まったため本気のバトルを繰り広げ、接触やスピンも発生する激しいレースに。可夢偉は、スタート直前のフォーメーションラップで隊列から離れ、入念にタイヤを温めてから最後にグリッドへ向かうほどの本気ぶりだった。

昨年に全日本カート選手権Jrクラス東地域チャンピオンになった13歳の小高一斗が、体重の軽さを武器に最後尾グリッドから2周目にはトップへ浮上してレースをリード。しかし、レース終盤に突然セーフカー導入という驚きの展開に。残り2周でレースが再開すると、2番手の可夢偉が接触しながら小高を抜いてトップに立ち、そのまま優勝した。

2位は2011年のカート世界選手権最終戦で2位になった藤波清斗、3位は2011年にカートのROTAX世界大会でジュニア王者になった笹原右京が入った。なお、このエキシビションレースはニコニコ生放送で生中継され、モータースポーツ実況でおなじみの中島秀之が実況、元F1ドライバーの中野信治が解説を担当した。

表彰式では「大人げなかった」と笑いながら振り返った可夢偉だが、イベント中は終始リラックスした表情でファンとの触れ合いを楽しんでいた。

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