F1イギリスGP決勝を終え、マクラーレンのジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセンが次のようにコメントした。
■ジェンソン・バトン「あと1周あればリカルドを追い抜けていたはず」
決勝/4位
「高速での方向転換があるサーキットは僕たちのクルマは得意ではないんだ。だから、今週末僕たちが達成したことを考えれば、力づけられた思いでシルバーストンをあとにすることができると思うよ。特に、フェルナンド(アロンソ/フェラーリ)とああいういい戦いができたのはうれしかった。それに最後のスティントでは彼やセバスチャン(ベッテル/レッドブル)を引き離すことができたことにも勇気づけられたよ」
「最後は、ダニエル(リカルド/レッドブル)のわずか0.9秒でラインを横切った。あともう1周あれば、彼を追い抜くこともできたと思う」
「かなり表彰台に近いところでフィニッシュできた。ルイス(ハミルトン/メルセデスAMG)と僕が一緒に表彰台に上れていたら、ファンももっと喜んでくれたはずだと思うよ。そうできなくて申し訳ない。でも、ファンのみんなには本当にありがとうと言いたい。そして家族にもね。そして何よりマクラーレンのチーム全員に感謝したい。今週末は誰もがすごく支援してくれていたよ」
「今日はかなり前進を果たすことができたけれど、今後に向けてはまだまだやるべきことがあるのは間違いない。例えば、ウィリアムズは僕たちより後ろからスタートしたのに、僕たちに勝ったしね。でも、僕たちだってあきらめないよ。それどころか、懸命に頑張り続けてこのクルマの開発を続けることが重要なんだ。今季できる限りたくさんのポイントを獲得し、来年に向けてできる限り多くのことを学ぶためにね」
■ケビン・マグヌッセン「今日の結果には満足すべきだ」
決勝/7位
「チームにとってはいい日だったよ。僕たちは18ポイント獲得できた。だからかなり満足できるよ。改善し続けることができているわけだからね。それに、今週末はエンジニアもメカニックも本当にいい仕事をしてくれた。とは言え、ほかのチームだってみんな改善し続けている。だから、僕たちはほかよりももっと早く進歩を果たすことに挑戦しないとならない」
「僕のレースは問題なく運んだよ。オプション(ミディアム)にはちょっと苦しめられたけれど、プライム(ハード)ではかなりペースもよかった。順位を落としてしまうのは不満が残るものだけど、スタートは本当によくて最初は3番手を走っていた。その後はフェラーリとレッドブルを後ろに押さえこんでおくことができなかったけれどね」
「だから、7位という結果にはまずまず満足すべきだと思うよ。でも、ジェンソン(バトン/チームメート)については本当にうれしく思う。チームに4位という結果をもたらすことができたんだからね」
「最後に、シルバーストンのファンに敬意を表したい。今日は彼らの前でレースができて本当に素晴らしかったよ。彼らの多くがマクラーレンのファンだからなおのことね。みんなのために、もう少し上位でフィニッシュしたかったけれど、そうするだけの速さはなかったと思う」