F1イギリスGP決勝を終え、フェラーリのフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンが次のようにコメントした。
■【結果】F1イギリスGP決勝レース、タイム差、周回数、ピット回数
■フェルナンド・アロンソ「ものすごく忙しいレースだった」
決勝/6位
「今日のレースはとても見どころがあったと思うよ。僕たちにとってはものすごく忙しかったけれどね。まず、キミ(ライコネン/チームメート)のリタイアがあり、次はスタートポジション違反でペナルティーを受けてしまった。それからは、バトン(マクラーレン)やベッテル(レッドブル)との戦いもあった」
「セバスチャンが僕の背後に迫ってきたとき、僕は燃料とバッテリーパワーをセーブしようとしていたんだ。それにリアウイングにも問題を抱えていた。だから、遅かれ早かれ、彼が僕を追い抜くだろうということは分かっていたよ。レッドブルは2台とも僕より前でフィニッシュするのにふさわしかったと思う。彼らのほうが速かったからね」
「これから自分たちのパフォーマンスについて分析しなくてはならないし、ドイツでの次のレース(20日決勝)に向けて改善していかないとならない。もしコンストラクター選手権での順位を上げたいのであれば、サーキットでは最大の努力をしなくてはいけないし、戦略やセットアップもうまく機能させなくてはならない。特に、ポイントを取るチャンスをつかもうと思うなら、ほかのチームよりも抜け目なくやらないとならないよ」
■キミ・ライコネン「縁石に乗り上げてコントロールを失った」
決勝/リタイア
「残念ながら、今日のレースは1周目で終わってしまった。スタートはうまくいったよ。順位を上げて11番手争いをしていた。ターン5でコース外へはみ出てしまったのでまたコースに戻ろうとしていたんだけど、縁石に乗り上げてしまったみたいだ。そのままコントロールを失ってバリアにクラッシュしてしまった」
「昨日はコース上での感触が改善されていたし、ベストを尽くしてポイントを持ち帰ろうと決意していたから本当に残念だよ。今日の成り行きには本当にがっかりしているけど、この事故のことはもう忘れてドイツでの次のレース(20日決勝)に集中していかないとね」