NEXT...F1開催スケジュール

可夢偉「きちんとしたレースがしたいだけ」

セパン・インターナショナル・サーキットで開催中のF1第2戦マレーシアGP、予選を終えた小林可夢偉（ケータハム）は次のようにコメントした。

【結果】F1マレーシアGP予選、Q1、Q2、Q3のタイム、周回数

■小林可夢偉（フリー走行3回目20番手／予選20番手）
「またしても問題が発生してしまい、フリー走行3回目では7周しかすることができませんでした。走行はかなり限られてしまったんですが、それでも少しばかり進歩することができました。それにチームメートのクルマから集めたデータによって予選に向けたセットアップをすることもできました。でも、当然ですが、これではクルマの本当の力を発揮させることはできませんからね」

「予選では、インターを装着してコースへ出ました。できる限り攻めたんですが、あれ以上クルマの能力を引き出すことはできませんでした。特に、インターが機能する範囲のところまで持っていくことができなかったので、うまく使うことができませんでした」

「この週末を通じてほんの少ししか走れていなかったことや、土曜日の午前中にも問題を抱えたことを考えれば、予選で走行することができたというのはチームが果たしてくれたハードワークのおかげですね。ですから、ああいうトラブルのあとで予選に出ることができ、ラップを刻むことができたというのはちょっとしたご褒美ですよ」

「これからは明日のことに集中しますし、完走できることを期待しています。もし今日みたいに雨が降れば、何が起こるか分かりませんからね。とにかく、きちんとしたレースがしたいと思っているだけです」

【写真】F1マレーシアGP金曜（全30枚）