フォース・インディアの副代表ボブ・ファーンリーは、チーム代表のビジェイ・マリヤが抱える財政問題がフォース・インディアのF1活動に影響を及ぼすことはないと強調した。
破たん間近とされるマリヤ所有のキングフィッシャー航空の債権者たちが融資の回収に乗り出し、担保とされているマリヤの資産の売却に動き始めたことが先週明らかになった。
また、最新の報道によれば、フォース・インディアのタイトルスポンサーでインドの大手複合企業サハラの創始者サブラタ・ロイが、出資者たちへの返済を怠ったとして、インドの証券取引委員会からロイ個人および運営する企業の銀行口座を凍結された。その数は100にものぼるとされる。
ファーンリーは14日(木)、マリヤが直面している問題に触れ、『Guardian(ガーディアン)』に対し「ビジェイのビジネスに起きていることと、ビジェイがF1チームに行っていることに関連性はない」と述べ、こう続けた。
「キングフィッシャーやユナイテッド・スピリッツの経営状態がチームに影響を与えることはない。もう何年も繰り返しそう言っているのに、なかなか周囲にはわかってもらえなくてね」