今季F1に復帰したロメ・グロジャン(ロータス)の2013年シートが危ういとうわさされているが、チーム代表のエリック・ブーリエは、そんな疑いを晴らそうと懸命だ。
何かと物議をかもしたグロジャンの2012年F1シーズン。今週も、まだ来季の契約に署名していないことを明らかにしたばかりだ。
ブーリエは、フランス語F1情報サイト『f1i.com』に次のように話している。「われわれはグロジャンを信用している」
「彼のことは長い目で見ているよ。グロジャンは(マクラーレンにとっての)ルイス・ハミルトンみたいなものだ」
「レースで素晴らしい走りをする才能があることは、すでに証明済だ。反面、ミスによって何回か自滅もしている」
「最近は、もう少しだけ注意するようにしているんだ。また一からやり直しという感じだね。従って、ロメが本領を発揮するのは2013年と思って間違いないよ」とブーリエは締めくくっている。