元F1ドライバーのデビッド・クルサードは20日(木)、シンガポールGPが今後もF1のカレンダーに確実に残り続けるだろうと語った。
シンガポール市街地を利用した公道サーキットで、夜間にレースが行われる。人工照明で照らし出されたサーキットには独特の雰囲気があり、F1の開催地の中でも高い人気を誇っているシンガポールGPだが、レース開催契約は今年で切れてしまう。しかし、レース開催費用をめぐって、シンガポール当局者とF1の最高権威者であるバーニー・エクレストンが対立していると報じられている。
「カレンダーの中でも本当に特別なレースだから、みんなが(開催契約の)更新を望んでいるよ」と、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグは語っている。
現役時代、マクラーレンやレッドブルに所属していた経験があり、現在はイギリスのテレビ局で解説を行っているクルサードは、エクレストンが更新の取引に応じるだろうと確信しているようだ。
『Straits Times(ストレーツ・タイムズ)』は「バーニーは(シンガポールGPが)どれだけ重要かを分かっている」というクルサードのコメントを掲載している。