トヨタが、「SAI(サイ)」をマイナーチェンジし、29日(木)に発売。価格は321万円から421万円になっている。
2009年に、車名の由来である「才」と「彩(いろどり)」をコンセプトとして開発されたSAIだが、今回のマイナーチェンジで、外装・内装を一新。超ワイドサイズヘッドランプの採用などにより、先進感、高級感を表現することで、世代を超えて「カッコイイ」と共感されるスタイルに進化した。
走りにおいても、ボディー剛性強化や空力改善により、軽快な操縦性と乗り心地を追求しながら、JC08モード走行燃費22.4km/L (CO2排出量:104g/km)の低燃費を実現。さらに、植物資源が原料のエコプラスチックを、室内表面積の約80%に採用するとともに、リサイクル材の使用範囲を大幅に拡大し、環境への配慮も一段と高めた。
トヨタは、SAIが人を魅了するクルマとして生まれかわったとして、「高級ハイブリッド専用セダンの地位確立を目指す」としている。
<トヨタ「SAI」グレードと価格>
グレード/価格
S/321万円
S Cパッケージ/331万円
G/382万円
G Aパッケージ/421万円
※いずれもハイブリッドシステムはリダクション機構付のTHS II、駆動は2WD(FF)。