スバル車を製造・販売する富士重工業は15日(火)、2013年暦年(1~12月)の生産・販売計画を発表した。その概要は以下の通り。
<生産計画>
国内生産:569,000台(前年実績568,537台・前年対比100.1%)
海外生産:172,000台(前年実績184,783台・前年対比93.1%)
合計:741,000台(前年実績753,320台・前年対比98.4%)
※海外生産にマレーシアでのCKD生産は含まない
<販売計画>
国内販売:162,000台(前年実績177,715台・前年対比91.2%)
海外販売:588,000台(前年実績528,897台・前年対比111.2%)
合計:750,000台(前年実績706,612台・前年対比106.1%)
スバルによれば、国内生産においては、世界的に新型フォレスターが大きく伸びており、インプレッサおよびXVも堅調に推移しているものの、前年の増産による在庫の充足が進みつつあること、さらに昨年2月に軽自動車の生産を終了したことから、ほぼ前年と同水準の生産を計画しているという。また、海外生産においても在庫の充足が進みつつあることから、計画は前年比約7%減としており、国内・海外生産の合計では2年ぶりに前年対比で減産となる74万1000台の生産計画としている。
一方、販売については国内販売、海外販売ともに、フォレスター、XV、アウトバックなどのSUVシリーズを中心に訴求してゆきたいとし、特に海外では米国・中国の主要市場で販売を伸ばすことで、暦年では過去最高となる合計75万台の販売を計画している。