フォース・インディアが、現控えドライバーのジュール・ビアンキを来季レースドライバーへ昇格させる可能性が高まった。フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙が報じている。
これまで、フォース・インディアは現ドライバーのポール・ディ・レスタを残留させ、昨年まで所属していたエイドリアン・スーティルを復帰させる可能性が高いとみられていた。また、小林可夢偉(ザウバー)も候補になっているとされていたが、ここへきてビアンキの名が急浮上している。
『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』のヘイキ・クルタ記者は、F1エンジンがV6ターボへ変更になる2014年から、フォース・インディアがフェラーリエンジンを搭載する可能性があるとの憶測にも言及。これが、フェラーリのドライバー育成プログラムに所属するビアンキ起用の「決定打」になったと伝えている。
ビアンキ起用の場合、来季のフォース・インディアはディ・レスタとビアンキというラインアップになるとのことだ。さらにクルタ記者は「クリスマス前に発表が見込まれている」とも伝えた。