小林可夢偉(ザウバー)の来季シート喪失が決定的だと報じられている。
可夢偉とザウバーが結んでいる契約は今季限り。同チームはシーズン中に来季ドライバーを発表するとしているが、可夢偉は先日、スポンサー探しが難航しているために契約更新が難しい状況だと認めていた。
また、フェラーリを放出される可能性もあったフェリペ・マッサ(フェラーリ)の残留が数日以内に発表される見通しだと伝えられている。これにより、マッサの後任として有力候補に挙げられていたニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)がザウバーへ移籍することにきまったと各メディアが報じた。
可夢偉のチームメートであるセルジオ・ペレスは、来季マクラーレンへ移籍することが決まっているが、ペレスを支援してきたメキシコの通信会社テルメックスはザウバーに残る。そのため、来季は同じくテルメックスが支援する現テストドライバーのエステバン・グティエレスがレースドライバーへ昇格する可能性が高いとみられる。
『BBC』は、可夢偉がフォース・インディアへ移籍する可能性もあるが、その場合でもスポンサーを持ち込む必要があるだろうと伝えている。