ビタリー・ペトロフ(ケーターハム)は、今シーズンの終了と共に確実にF1から離れることになるだろうという報道に対して反論した。
以前は母国ロシアの支援者から資金援助を受けていたペトロフだが、その金脈も尽きてしまった。これを受け、ペトロフのマネジャーであるオクサナ・ コサシェンコは最近、2013年に向けてF1以外のプロジェクトにも目を向けていると明かした。
しかし、ペトロフは今週末にレースが開催される韓国で、コサシェンコは単に来季もF1に残るための戦略を練っているだけだと指摘している。
「それに関しては、最終戦や年末などではなくて、今話し合おうって決めたんだ」というペトロフのコメントをドイツの『motorsport-magazin.com』が紹介している。
ペトロフによると、「たとえばメキシコやスペインからの出身」で自分が運転する「チームを選ぶ」ことができるドライバーではなく、そのほかの「ペイドライバー( 資金を持ち込むことでシートを得るドライバー)」と呼ばれているドライバーたちも難しい局面を迎えているようだ。
ペトロフは2013年もケーターハムに残留する可能性は残されていると語っている。
「彼らは僕たちをここにとどめたがっている。僕のマネジャーとチームは今でも来年の契約に向けての交渉を続けているよ。だから、近々すべてが明らかになるよ」