フェラーリのフェルナンド・アロンソは、モンツァ・サーキットで行われたイタリアGPフリー走行1回目で22周を周回し、ベストタイムは1分25秒800で4番手。フリー走行2回目では17周を周回し、ベストタイムは1分25秒348で3番手だった。
フェルナンド・アロンソ
「今日はメカニカル面でさまざまな問題が発生して、ありとあらゆることが起きた一日だった。それもあって、予定していたテストをすべてこなせなかった。でも、今日不具合の出たパーツはすべて交換が可能だし、フェリペ(マッサ/チームメート)のおかげで予選と決勝でいい走りをするために不可欠な情報を手に入れることができた。確かにいろいろあったけど、前向きな1日でもあった。すべての問題が今日起きてくれたのは幸いだった。明日と明後日に問題が起こることだけは避けなければいけないからね」
「クルマのバランスに関しては、フリー走行1回目と2回目の間に手を加える必要がなかったから、とても楽観視している。ソフト側のタイヤとハード側のタイヤにさほど差が無かったから、予選では各チームの戦略が分かれるかも知れない。どっちみちレースでは両方のタイヤを使用しなければならないから、最終的には帳尻が合うことになっているんだけどね」
「スパ(前戦ベルギーGP)と比べて、ここでは僕たちのクルマにスピードがある。クルマにダウンフォースをやや残しているから2つの長いストレートがあるセクター1でタイムを失うけど、そのぶんレズモの2つの右コーナー(ターン6&7)と第2シケインで少し稼げると思う。今夜、こういった細かいところを突き詰めて、明日には僕たちの弱点とも言えるトップスピードも含めたパフォーマンスを上げられるようにがんばるよ」