ロータスのキミ・ライコネンは、シルバーストン・サーキットで開催されたイギリスGPフリー走行3回目で25周を走行し、ベストタイムは1分32秒454で5番手。予選では1分53秒290を記録して6番手になった。
キミ・ライコネン
「フルウエット(路面の水量が多いとき用レインタイヤ)を使ったのはちょっと間違った判断だった。再開された最後の予選セッションではインターミディエイト(水量が少ないとき用レインタイヤ)でたった1周しかできなかったからね。この判断ミスさえなければもっと速く走ることができたと思うよ。それに僕たちはKERS(運動エネルギー回生システム)にも問題を抱えていたんだ。赤旗中断の間に直そうとしたけどね。6番手というのはそんなに悪くはない。でももっと上に行けていたはずなんだ」
「今日は天候のせいで誰にとってもちょっと難しかったね。特に水しぶきの中で走るのは簡単なことじゃないし、レースではみんなが順位争いをするわけだから、いっそう難しいものになる。ファンにとってプラスの材料は、見ていて面白いレースになることだよ。たとえ、観客席にいるのに快適な天候ではないとしてもね」