レッドブルF1のヘルムート・マルコ博士が「シューマッハの名前に問題がある」というラルフ・シューマッハの主張に反論した。
■ラルフ・シューマッハ、ヘルムート・マルコを批判
今週、ミック・シューマッハの叔父であるラルフは、アルファタウリのボスであるフランツ・トストが、苦戦しているルーキーのニック・デ・フリースではなく、ミックと2023年の契約を結びたかったと語っていた。
ラルフは、レッドブルF1首脳のオーストリア人のマルコがこの契約に拒否反応を示したと主張した。
「マルコは、シューマッハの名前か、あるいは個人的にミックとの間に問題があるようだね」
「そうでなければ、なぜ話し合わなかったのかまったく理解できないよ。だって、(エナジードリンクの)レッドブルはドイツであまり市場規模が大きくないからね」
「シューマッハがF1チームにいれば、多くのポジティブな影響を与えられただろうね」とシューマッハは付け加えた。
■重要なのはパフォーマンスだ
80歳のマルコは、オーストリアの新聞『Osterreich』に対して、ラルフ・シューマッハの提案に反撃した。
「シューマッハの名前には何の問題もない」
「私にとって、ミハエル・シューマッハは偉大な存在だし、ラルフとは定期的に話をしているよ」
「彼はただ1つ勘違いしている。我々のF1プログラムは、マーケティングではなく、パフォーマンスに基づいているんだ」とマルコは語った。