F1第3戦オーストラリアGP(メルボルン、アルバートパーク・サーキット)が開幕し、フリー走行1回目が行われた。
●【2023F1第3戦オーストラリアGP】フリー走行1回目のタイム差、周回数
トップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)だった。
4番手にはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、5番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、6番手にはカルロス・サインツ(フェラーリ)が続いた。
■角田裕毅のマシンへの影響が心配
レッドブルと同じホンダRBPTのパワーユニットを搭載するアルファタウリは、エアロ(空力)パーツのアップデートを投入。角田裕毅は17番手、ニック・デ・フリース(アルファタウリ)は14番手につけた。
しかし角田裕毅は開始34分頃、ブレーキング時にタイヤをロックさせてスピン、勢いよくコースオフ。運良くバリアに接触はしなかったものの、芝生でマシンが派手に跳ねており、マシンのチェックが必要だ。アップデートパーツが壊れていないことを祈りたい。
また、その後、セッション中にGPS信号が失われ、赤旗が出てセッションは中断。レースコントロールは全員の位置情報を把握できていない場合は中断になってしまう。赤旗中断ではあるが、フリー走行では時計は動いたままで貴重な走行時間だけが減っていく。
その後、セッションは再開されたものの各所でスピンが発生、セッション終盤にはローガン・サージェント(ウィリアムズ)がメカニカルトラブルでコース脇で動けなくなったため、セッションは赤旗のまま終了した。
この後のフリー走行2回目は、日本時間午後2時から始まる。