F1初開催のF1第5戦マイアミGPフリー走行3回目は、天気は晴れ、路面はドライ、気温30度超、路面温度50度近くまで上昇し、非常に暑い中での走行となった。
●【2022F1第5戦マイアミGP】フリー走行3回目のタイム差、周回数
■オコンがクラッシュで赤旗中断
開始14分過ぎ、エステバン・オコン(アルピーヌ)がまるで昨日のカルロス・サインツ(フェラーリ)のようにターン13の出口からターン14の入口でスピンして反転し、左フロントタイヤから勢いよくクラッシュした。
約13分間の赤旗中断を挟み、残り33分で再開。貴重な走行時間がまたも削られてしまったことで、走行プログラムを変更せざるを得ない状況となった。この後の予選と明日の決勝レースに向けて準備が整っていないマシンも多くありそうだ。
■フェルスタッペン、ギリギリでクラッシュ回避
残り2分、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が橋の下の低速シケイン、ターン14を乗り超えたところでバランスを崩してしまったものの、フルブレーキングでウォールに当たる寸前でクルマを止められた。
■レッドブル好調、昨日好調だったメルセデス苦戦
トップタイムはセルジオ・ペレス(レッドブル)、2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。上位3台は0.345秒以内と接戦だ。
4番手フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、5番手セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、6番手にはミック・シューマッハ(ハース)、7番手にはカルロス・サインツ(フェラーリ)、8番手にケビン・マグヌッセン(ハース)が入り、ここまでが1秒以内となっている。
昨日好調だったメルセデスF1は、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が17番手、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が15番手と苦戦している。
レッドブルと同じくHRC(ホンダ・レーシング)のサポートを得ているアルファタウリF1は、角田裕毅が11番手、ピエール・ガスリーは16番手だった。
予選はこの後、日本時間8日(日)午前5時から行われる。