今季も残すところ3戦となったF1第20戦カタールGP(ロサイル・インターナショナル・サーキット)の決勝レースを終えて、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が次のように振り返った。
●【F1第20戦カタールGP】決勝レースのタイム、周回数、ピット回数
■アロンソとは僅差になっていたはず
「予選から挽回し、11番グリッドから一気に順位を上げていくことができて、表彰台に手が届く位置にいたけど、残念ながらうまくいかなかった」
「今日はすべてを出し尽くしたレースになった。常に全開で、オーバーテイクを繰り返してプッシュした。レース中に、1ストップから2ストップへと戦略を切り替えたけど、パンクを喫したマシンもいたので、そうならないようにしながら、コンストラクターズチャンピオンシップで最大限の結果を残す必要があった」
「表彰台を手中に収めていたと思うけど、先週に続いてバーチャルセーフティカーに阻まれた。それがなければフェルナンドに追いつけていたかは分からないけど、かなり僅差にはなっていたはずだ」
■目標はコンストラクターズチャンピオンシップ獲得
「残念だけど、僕らは予選結果によるダメージを最小限に抑えることができ、バルテリ(ボッタス/メルセデス)がノーポイントに終わったことも大きい。今日はコンストラクターズチャンピオンシップを見据えて、僕らは安全策を採るべき状況だとチームが判断したと思う」
「チームにとっていい結果だったし、先を考えれば、僕らはプッシュし続けて残り2戦でのパフォーマンスを向上させなければならない。すでにサウジアラビアとアブダビに目を向けているし、残りも全力を尽くしていくよ。5ポイント差と、コンストラクターズチャンピオンシップ獲得の大きなチャンスがあるからね。ここが勝負どころだ」
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