ホンダF1が27日(水)に、レッドブルとトロロッソに2021年もF1エンジン供給を行うことを発表した。
2015年にマクラーレンのエンジンサプライヤーとしてF1活動を再開していたホンダは、2017年限りでマクラーレンとは決別したものの2018年にはトロロッソ、そして今年はレッドブルとトロロッソの2チームにPU(パワーユニット)と呼ばれるF1エンジンを供給。
第9戦オーストリアGPでレッドブル・ホンダとしての初勝利をあげると、第11戦ドイツGP、第20戦ブラジルGPでも勝利し、2019年シーズンはここまでに3勝を達成している。
F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)、F1オーナー、各F1チームの間に結ばれている現在の参戦契約が2020年に満期を迎えることから2021年にはF1に新たなルールが導入されることになっている。
最近のうわさでは、その新ルール次第ではホンダが2021年以降のF1活動継続を見合わせる可能性もあると言われていた。
今回の発表では、2021年のエンジン供給継続は確定となったものの、2022年以降については何も言及されておらず、ホンダが2021年以降も長期的にF1活動を継続する方向性にあるのかどうかはまだはっきりとしていないというのが現状のようだ。