フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、フェラーリの2019年仕様F1マシンに大きな問題などはないと主張した。
ここまでに3レースが消化された2019年のF1だが、開幕前にはチャンピオン最有力候補だとみなされていたフェラーリが優勝どころかここまでに3位表彰台が2回だけという不振に陥っている。
■フェラーリ2019年型車には根本的欠陥?
こうした中、F1関係者の中にはフェラーリの2019年型車SF90には根本的な部分に欠陥があると考えている者もいる。
2016年のF1チャンピオンであるニコ・ロズベルグもそのひとりだ。
ロズベルグはイタリアの『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』に次のように語った。
「フェラーリの空力は機能していないね」
「彼らにはやるべき仕事がたくさんあるが、時間が必要だろうね。短時間で解決はできないよ」
■ベッテルは欠陥説を否定
しかし、ベッテルは今季のフェラーリF1マシンは根本的な問題など抱えていないと主張している。
「それに関してはノーと答えるしかないよ」
母国ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』にそう語ったベッテルは次のように付け加えた。
「僕たちには強い車があるけれど、ちょっとばかり同じようなパターンに陥っている。僕たちのエンジンにはすごく満足できているし、あとはパッケージ全体のパフォーマンスを正しく発揮させるだけさ」