F1プレシーズンテスト2回目の2日目(累計6日目)、午前中にトップタイム1分17.144秒を記録したのはマクラーレンのカルロス・サインツだった。これは2019年のテストで最速ラップだ。
この日は赤旗が3回出された。ひとつはサインツ、2つ目はピットレーン出口で止まったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、そして最も大きな赤旗はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)のクラッシュだ。
ベッテルは、ターン3でメカニカルトラブルを起こしてしまい、コースを外れてコーナーのアウト側の壁に斜め正面から突っ込んでしまった。
このインシデントはフェラーリの車内重力センサーを作動させるのに十分なインパクトをもたらし、メディカルセンターへ運ばれたが、健康状態に異常はなかった。しかし、フェラーリの車両は損傷しており、ランチ前にコース上に戻ることはなかった。
■【F1テスト2・2日目タイム&使用タイヤ】
P | ドライバー | チーム | PU | タイム | 差 | 周 | TY |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | サインツ | マクラーレン | R | 1:17.144 | 0.000 | 130 | C4 |
2 | ペレス | レーシング● | M | 1:17.842 | +0.698 | 88 | C5 |
3 | ベッテル | フェラーリ | F | 1:18.195 | +1.051 | 40 | C3 |
4 | ライコネン | アルファロメオ | F | 1:18.209 | +1.065 | 113 | C4 |
5 | グロージャン | ハース | F | 1:18.330 | +1.186 | 120 | C5 |
6 | フェルスタッペン | レッドブル | H | 1:18.395 | +1.251 | 128 | C3 |
7 | クビアト | トロロッソ | H | 1:18.682 | +1.538 | 101 | C4 |
8 | ボッタス | メルセデス | M | 1:18.941 | +1.797 | 74 | C3 |
9 | ハミルトン | メルセデス | M | 1:18.943 | +1.799 | 102 | C3 |
10 | ヒュルケンベルグ | ルノー | R | 1:19.056 | +1.912 | 58 | C3 |
11 | クビサ | ウィリアムズ | M | 1:19.367 | +2.223 | 130 | C5 |
12 | リカルド | ルノー | R | 1:22.597 | +5.453 | 72 | C1 |
13 | ルクレール | フェラーリ | F | - | - | 1 |
※PU=パワーユニット:M=メルセデス、F=フェラーリ、R=ルノー、H=ホンダ
※TY=タイヤ:C1は最もハード(白)、C3はミディアム(黄)、C5が最もソフト(赤)、PRはプロトタイプ