2020年にもF1デビューを飾るのではないかと考えられているミック・シューマッハだが、今季参戦するF2選手権で年間7位以下となればそのチャンスが消えてしまうことになりそうだ。
現在のルールでは、F1出走に必要なスーパーライセンスを取得するためには過去3年以内に40ポイント以上のスーパーライセンスポイントを取得する必要がある。
昨年ヨーロッパF3チャンピオンとなったミック・シューマッハは、現時点ではすでに40ポイント以上を取得しており、2019年シーズン中であればF1出走も可能な状況だ。
だが、ドイツのテレビ局『RTL』が伝えたところによれば、現在ミック・シューマッハが持っているスーパーライセンスポイントのうち20ポイントは今年いっぱいで失効してしまうのだという。
『RTL』は、今年F2に参戦するミック・シューマッハがそこで10スーパーライセンスポイントを取得できなければ、2020年にF1デビューするために必要な40ポイントを満たさないことになるとしている。
現在の規定では、F2シリーズの場合は年間6位のドライバーに10ポイントが与えられることになっている。つまり、ミック・シューマッハが2020年のF1デビューを実現させるためには、F2選手権で年間6位以上となることが必要だということだ。