トロロッソ・ホンダがF1アメリカGPの2日目レポートを公開した。
●【画像:予選結果】2018年F1第18戦アメリカGP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■トロロッソ・ホンダ:2日目レポート
F1第18戦アメリカGPは2日目を迎え、P3と予選が行われた。前日までの雨は上がり、空は厚い雲に覆われているものの、降雨の確率は低い予報で一日が始まった。
■フリー走行3回目
P3が開始された午後1時、気温18℃、路面温度20℃、降水確率20%で、やや風が強く肌寒さを感じるドライのコンディションとなった。
レッドブル・トロロッソ・ホンダの2台は、ピエール・ガスリーがスーパーソフトタイヤで、ブレンドン・ハートレーがソフトタイヤでコースイン。積極的に周回を重ねる。
ガスリーは昨日から、ハートレーは本日から新たなPUに交換し、昨日は雨で十分な走行ができなかった分、マシンのセッティングのためにより多くの周回をこなした。
セッション残り20分を切り、2台はウルトラソフトタイヤに履き替え、アタックシミュレーションを行う。ガスリーは1分36秒211、ハートレーは1分36秒330のベストラップをマーク。
セッション終盤には、新品のウルトラソフトタイヤに替えもう一度アタックシミュレーションへ。ガスリーは1分35秒713と大幅にタイムアップを果たしたが、ハートレーはアタック中にスピンを喫し、タイムアップならず。ガスリーは12番手、ハートレーは19番手でこのセッションを終えている。
■予選
午後4時、夕方になり肌寒さが強くなったコンディションの下、予選が開始された。Q1最初のアタックでは、ハートレーが1分36秒943、ガスリーが1分36秒457をマークしたが、ガスリーはターン19でコースをはみ出したためにこのタイムは抹消された。
2台はすぐさまニュータイヤに替えて2回目のアタックに。ガスリーは1分35秒192、ハートレーは1分35秒703と、ともにベストタイムを更新した。セッション終盤に、再びニュータイヤに替えて3回目のアタックを行い、ガスリーは1分34秒850、ハートレーは1分35秒206と、ともにベストラップを更新。Q1でガスリーは7番手、ハートレーは15番手となり、ともにQ1突破を果たした。
Q2では、2台ともグリッド降格が決まっているためアタックは行わず、調整のための走行を行い、リザルト上はガスリーが13番手、ハートレーが14番手で予選を終了した。
レッドブル・トロロッソ・ホンダの2台は、PU交換によるペナルティーのために、決勝は最後列から上位進出を狙う。
アメリカGP決勝レースは10月21日(日)午後1時10分(日本時間22日午前3時10分)にスタートする。