セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、F1の過去数年間の方向性を嘆いている。
以前は、F1はモータースポーツの明確な頂点に君臨していたが、現在では裕福で、最も良いコネクションを持った者だけがトップに立つことができるようになってしまった。
ベッテルは、『フランクフュルター・アルゲマイン・ツィットゥン(Frankfurter Allgemeine Zeitung)』に次のように述べた。
「カートは、普通の家族がもう余裕がないと続けられないものになっているんだ。非常に多くの才能が落ちてしまっているよ」
「僕が20歳若かったら、今日もそれ(カート)を続けていたとは思わない」
「残念ながら、僕たちのスポーツは大きく変わった。時には、個人よりもビジネスについての印象が増えている」
エステバン・オコンの窮状(きゅうじょう)が良い例だと言い、オコンのF1の旅が終わってしまうという事実が「間違っている」と言い切った。