F1開幕戦オーストラリアGP予選を終えて、ウィリアムズの最高技術責任者パディ・ロウと、ランス・ストロール、セルゲイ・シロトキンが次のように振り返った。
●【予選結果と画像】F1オーストラリアGP予選のタイム、順位、周回数
■パディ・ロウ(最高技術責任者)
「全体的にドライバーと車にはもっとできると思っていたから、このグリッドポジションには失望しているよ」
「セルゲイは2回目のアタックで改善したけれど、第2セクターでミスをしてしまい、Q2進出を逃した」
「ランスはQ2でとても良い走りをした。2回目のアタックでは少しアタックして改善されるはずだったが、ターン3でミスをしてしまった。グリッドポジションは改善の余地があるよ」
「我々のドライバーは若い。1人は新人、1人は19歳だ。2人とも良い進歩を見せている。同時に車は明らかに十分な速さがない。我々のゴールであるQ3進出には十分な速さがないから、今後数週間から数ヶ月の間に車を開発する多くの事がハッキリしている」
「明日はドライになると予想されている。このサーキットはマネジメントが難しい事がたくさんあるから、タフな午後になるだろうね。シーズン最初のレースで重要な事の一つは2台完走だ。ポイントを獲得できれば最高だね」。
■ランス・ストロール(ウィリアムズ)
「バルセロナテストの後の週末で14番手になった。理想的ではなかったよ。予選Q2の2度目の走行でラップタイムを改善できたからね。だけど、フロントタイヤが冷えていて、作動温度領域にタイヤを持っていけなかったから、最後のセクターではコースの留まるのが精一杯だった。
車で良い感じで、たぶんもう少しよくできたかな。何かが起これば、ポイントを獲得できるというところにいる。明日どうなるか見てみよう」。
■セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)
「セッションの間に大きな変化があった。確かに、もっと車から性能を絞り出す事ができたと思っているけれど、これは非常に長いシーズンの始まりだから、もう少し分析して、もっとうまくやれるように分析してみるよ。僕らはポジティブになる必要がある。僕たちは段階的に学びながら前進していくよ」。