2016年のF1チャンピオンであるニコ・ロズベルグが、F1に復帰するつもりはないとの主張を繰り返した。
2016年にライバルであるルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)との戦いを制して初のF1ドライバーズタイトルを獲得したロズベルグは、まだチームとの間に契約期間を残していたにもかかわらず、F1からの即時引退を発表して世界を驚かせた。
しかし、まだ32歳のロズベルグに関しては近いうちにまたF1で走りたいと考えるようになるのではないかと見ている者も少なくない。
だがロズベルグは、F1に復帰するつもりはないと母国ドイツの『Bunte(ブンテ)』誌に次のように語った。
「僕はレーシングドライバーとして復帰したいという欲望は一度も感じたことがないよ」
ロズベルグは、今考えているのはもっと家族を増やすことだとほほ笑みを浮かべながら次のように続けた。
「僕はサッカーチームを作れるほどにしたいね。僕の考えを変えさせるようなものなど本当に何もないんだ」
だが、現在2人の娘の父親であるロズベルグにとって、サッカーチームが作れるほどの子供をもうけるには妻のビビアンの賛成が必要になるのは確かだろう。ビビアンはかつて妊娠中に体調を崩したという経緯もある。
「だから、それを決めるのは完全に彼女次第だね」とロズベルグは付け加えた。