メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが、昨年はF1タイトルを取り逃がしたものの、すでに気持ちは今年のタイトル争いに完全に切り替えていると主張した。
自身4度目のF1ドライバーズタイトル獲得に向けてチームメートのニコ・ロズベルグとシーズン最終戦まで争ったハミルトンだったが、結局ロズベルグが初のタイトルを獲得。そしてロズベルグはそのままF1を引退してしまった。
イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』から、現時点でロズベルグのことをどう思っているかと質問されたハミルトンは、「何とも思っていないよ」と答え、次のように続けた。
「僕たちはチームメートだったし、何年か一緒に仕事をしてきた。そして今では彼は引退してしまった。彼の幸運を祈っているよ」
「昨年、僕はタイトルを失った。だけど勝利数では僕が彼に勝っているんだ」
そう語ったハミルトンは、次のように付け加えた。
「僕は誇りに感じていたよ。なぜなら、いつものように僕は最後まであきらめなかったからね」