リオ・ハリアントは、マノーかザウバーのどちらかでF1復帰を目指して活動していたが、2017年に復帰するための活動を中止したようだ。
インドネシア人初のF1ドライバーとしてデビューしたハリアントだったが、昨シーズン途中にスポンサー問題でシートを失っていた。その後もF1復帰に向けて活動をしていたが、主要スポンサーのインドネシア国営石油会社プルタミナ(Pertamina)が撤退したことで状況はさらに難しくなったようだ。
■リオ・ハリアントの母、語る
アジアのニュースサイト『Rappler』は、ハリアントの母親の次のようなコメントを紹介した。「(リオ・ハリアントは)今年、F1にいないでしょう。ザウバーチームとの期限は過ぎたの」。ザウバーは、パスカル・ウェーレインとの契約にサインしたと思われる。
ハリアントの母親によると、息子のリオ・ハリアントは今年から家族が経営するビジネスに参画する可能性が高いと述べた。
■インドネシア政府「残念」
インドネシア政府の副スポーツ大臣は、次のようなコメントをしている。
「リオがF1で戦えなくなると聞いて、とても残念だ。資金不足が理由でリオのキャリアが終わらないことを願っている」。