F1日本GPが行われる鈴鹿サーキットで、最もハードなブレーキングとなるのが最終コーナー手前のシケイン(カシオトライアングル)だ。
F1ドライバーは、たった1.08秒、距離にして144mで、306km/hから85km/hまで一気に221km/hも減速する。
ブレーキング中に1685キロワット(kW)ものブレーキパワーが放出される。
ブレーキペダルを145kgもの力で踏み込んでいる間は、ドライバーには4.1GものGフォースがかかる。
■最終シケインでのブレーキングデータ
減速:221km/h
制度距離:144m
ブレーキングパワー:1,685kW
減速G:4.1G
ブレーキ踏力:145kg