レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが、最近ジュニアチームであるトロロッソに関してささやかれているうわさを否定するコメントを行った。
■ジェームス・キーとは2018年まで契約がある
しばらく前からレッドブルのジュニアチームであるトロロッソでテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーがチームを離脱するのではないかとのうわさがささやかれていた。
そして、7月下旬にフェラーリから技術トップのジェームス・アリソンが離脱したことが明らかとなって以降、同じイタリアに拠点を置くフェラーリへ移籍する可能性が高いのではないかとのうわさもささやかれるようになっている。
だが、マルコはこのうわさを全面的に否定し、「キーとは2018年末まで契約が結ばれている」と語った。
■クビアトも手放すつもりはない
さらに、今季第5戦からトロロッソへと降格されたダニール・クビアトに関しても今季限り、あるいはシーズン終了を迎える前にも契約を解除されるのではないかとうわさされている。
マックス・フェルスタッペン(現レッドブル)と交代する形で今季第5戦からレッドブルからトロロッソへと降格されたクビアトだが、その後はチームメートのカルロス・サインツと比べると大きく見劣りする成績しか残せていない。そんな中、レッドブルの関係者がクビアトとの契約を更新しないことを決めたと語ったと報じられていた。
だが、マルコはそれは事実ではないと主張している。
「クビアトに関しては、我々は彼を手放すつもりはないよ」
『Auto Bild(アウト・ビルト)』にそう語ったマルコは、次のように付け加えた。
「彼には時間が必要なだけだ。頭をすっきりさせて自信を取り戻し、再び能力をフルに発揮できるようにするためのね」