今季の第11戦ハンガリーGPでは、キミ・ライコネン(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が壮絶な攻防を展開したが、このときのフェルスタッペンの防御はルールすれすれのものだった言われている。
現役最年少ドライバーのフェルスタッペンと接触しフロントウイングにダメージを負った現役最年長ドライバーのライコネンだが、結局フェルスタッペンを追い抜くことができず、6位でそのレースをフィニッシュしていた。
■フェルスタッペンがいいドライバーなのは確か
母国フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙から18歳のフェルスタッペンをどう思うかと質問された36歳のライコネンは、次のように答えた。
「彼は優れている。それは誰も否定できないさ。だけど、彼の未来がどうなるかってことは誰にも分からないけれどね」
「彼が成功するのは間違いないだろうし、多分F1チャンピオンにもなれるんじゃないかな。でもどうなるかなんて決して分からないよ」
■フェルスタッペンを自分の後任に推薦するつもりはない
さらに、フェラーリに対して自分の後任ドライバーとしてフェルスタッペンを推薦したいかと尋ねられたライコネンは、次のように答えた。
「何かを決めたり、誰かを推薦したりすることは僕の仕事じゃない」
「僕は運転するためにここにいるんだ。それ以外のことをするつもりはないよ」