ホンダは、成田国際空港において3月28日(月)から4月3日(日)まで、「ASIMO(アシモ)」によるデモンストレーションを実施すると発表した。
今回の取り組みは、日本国内の空港としては初めてとなる入国審査前エリアでの実施となり、到着したばかりの訪日外国人をASIMOがおもてなしすることで、日本を代表するヒューマノイドロボットとしてホンダの高い技術力をアピールする狙いだ。
ホンダは創業時から引き継がれる「技術は人のために」という精神のもと、人と共存し、役に立つロボットの研究・開発を続けてきた。今回、ホスピタリティーを充実させ日本の空の玄関としての魅力向上を目指す成田国際空港株式会社の両者の想いが重なり、この取り組みが実現した。
期間中、対象便で到着された訪日客をパーソナルモビリティ「UNI-CUB β(ユニカブ ベータ)」に乗ったガイドがASIMOデモンストレーション特設エリアまで案内するという。
ASIMOはダンスやサッカーボールのキックなどを披露するとともに、成田国際空港内の訪日外国人向けサービスを紹介する。
<デモンストレーション概要>
場所:成田国際空港第2旅客ターミナルビル2階 入国審査場前の特設エリア
日時:2016年3月28日(月)から4月3日(日)
正午12時〜16時の間、フライトスケジュールに合わせて不定期で実施
ASIMOは、ホンダが「人と共存し、役立つロボット」を目指して開発し、2000年11月に初期型が発表された二足歩行のヒューマノイドロボットだ。
2011年11月に発表された最新型は「走る、階段を昇降する、ボールを蹴る」などの高い身体能力に加え、相手の顔や声を認識して応対したり、障害物を回避したりといった周りの状況に応じた自律制御も可能だ。
UNI-CUB β(ユニカブ ベータ)は、ホンダのヒューマノイドロボット研究から開発された独自のバランス制御技術と全方位駆動車輪機構(Honda Omni Traction Drive System:小型の複数の車輪を円周上に配置した車輪で、前後左右、斜めの移動が可能)を採用した新しいパーソナルモビリティだ。
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