今週末のF1ハンガリーGP(26日決勝)が、キミ・ライコネンにとってはフェラーリで生き延びるために実力を発揮してみせる最後のチャンスとなるだろうとの指摘も行われている。
だが、すでにイタリアを中心に、フェラーリでは2016年シーズンにはキミ・ライコネンに代えてウィリアムズからバルテリ・ボッタスを獲得することで合意に至ったと報じているメディアもある。
そして、そのボッタスの後任ドライバーには、昨年までウィリアムズのテストドライバーを務めていたフェリペ・ナッセ(ザウバー)が迎えられるのではないかとさえ報じられている。
だが、ポルトガルの『Diario Motorsport(ディアリオ・モートシュポルト)』は、もしボッタスがフェラーリに移籍することになっても、その後任としてナッセが復帰することはないだろうと見ている。
仮にウィリアムズがナッセを乗せることにすれば、フェリペ・マッサとともに2人のブラジル人ドライバーがステアリングを握ることになる。だが、「商業的な理由」により、この可能性はないだろうというのがその理由だ。
さらに、ザウバーではナッセのスポンサーであるブラジル銀行との間に2年間の契約を結んでいると伝えられている。