今年F1カレンダーに復帰したメキシコGP(第17戦/11月1日決勝)のチケットがすでに完売したと報じられている。
ヨーロッパでは観客動員に苦しんでいるグランプリも見受けられるが、今年23年ぶりにF1レースを開催することになったメキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットはこの段階ですでに満席となることが確定したようだ。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によれば、最近メキシコGPのチケットが発売となったものの、「数時間」で売り切れてしまったという。驚くことには、現在は闇市場でF1チケットに最高12,000ドル(約148万円)もの高値が付いているとも伝えられている。
メキシコでは復活したF1レースの人気が非常な高まりを見せているようだが、この恩恵を受けるチームのひとつがフェラーリだろう。フェラーリには今季からメキシコ出身のエステバン・グティエレスが控えドライバーとして加わっているからだ。
現在、F1で活躍するF1ドライバーは、このグティエレスとセルジオ・ペレス(フォース・インディア)の2人だけとなっている。
フェラーリのチーム代表であるマウリツィオ・アリバベーネは、最近次のように語っていた。
「エステバンがメキシコGPのスターになると思うよ。恐らく、我々としては彼に金曜日に走行するチャンスを与えることになるだろう」