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苦戦は避けられず、バーレーンGPのレッドブルとマクラーレン

2015年04月14日(火)12:12 pm

今週末のF1第4戦バーレーンGP、ルノー・エンジンを搭載するレッドブルとマクラーレン・ホンダは、いずれも苦戦を予想している。

12日(日)に行われた第3戦中国GPのレース後、ヘルムート・マルコ博士の不満は頂点に達していた。彼はオーストリア『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』紙に、次のように話す。「これだけトラブルが多いと、もはやモータースポーツとは呼べない」

確かにレッドブルにとっては屈辱のレースだった。原因はエンジン・パートナーのルノーだ。レッドブルと彼らの姉妹チーム、トロロッソは、たびかさなる信頼性の問題に悩まされた。

チーム代表クリスチャン・ホーナーとルノーのエンジン責任者シリル・アビテブールはレース後、共闘態勢を示すため記者会見を開いた。席上、ホーナーは次のように語った。「ルノーとはいい関係を保っているが、根本的な問題がいくつもあって解決を迫られている」

一方のアビテブールは現状に悲観的だ。上海からわずか数日で次戦バーレーンが始まる。早めの処置は難しい。

レッドブルはどう対処するのか?ホーナーは次のようにいう。「目をつぶってお祈りでもするか?他にどうしろと?」

一方、グリッド最後方から追い上げ中のマクラーレン・ホンダ。中国GPはフリー走行でまずまずの走りをしながら、予選と決勝につなげることができなかった。

「あまりの楽観視は禁物だ」とスペイン『EFE通信』に話すフェルナンド・アロンソ。「わずか数日でバーレーンGPだが、マシンは中国の仕様とほとんど変わらない」

それでもスポーティング・ディレクター、エリック・ブーリエの発言からは、多少の期待が伝わってくる。彼らのMP4-30は「毎戦」、新しい空力パーツの投入とメカニカル面の開発を行っているのだ。

「どのレースをとっても、新車を走らせているも同然だ」と彼はドイツ『Speedweek(スピードウィーク)』に語った。

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