アルバート・パーク・サーキットで行われた2015年F1オーストラリアGP予選で、ホンダエンジンを搭載するマクラーレン・ホンダMP4-30は、ジェンソン・バトンが17番手、ケビン・マグヌッセンが18番手に終わった。この結果を受け、ホンダのF1プロジェクト責任者である新井康久がコメントを行った。
【結果】F1開幕戦オーストラリアGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
■新井康久「明日、また長い道のりへの一歩を踏み出す」
「まず、信頼と決意を示し続けてくれた2人のドライバーに感謝したい。我々は望むような位置にはいないが、彼らが提供してくれる情報や前向きな姿勢が、チーム全体が前進していく上での大きな力になっている」
「残念ながら、今日は気温が高かったために、今週末に向けて選択した保守的なデータマッピングによるセッティングがうまく機能しなかった。最初から我々は開幕戦からエンジンを失ってしまうようなギャンブルはしないことを決めていた。だから、今後はもっと力を発揮できるだろう」
「マクラーレンとホンダは、このプロジェクトを開始してから長い道を共に歩んできた。だが、これからもまだその道のりは遠い。しかし、我々は進歩を続けられると確信している。そして、その第一歩を明日のレースで踏み出すことになる」