明日13日(金)に2015年F1第1戦オーストラリアGP(15日決勝)が開幕を迎え、いよいよ2015年のF1シーズンの幕が切って落とされる。
だが、F1公式タイヤサプライヤーが、全10チームのうち3チームに対して開幕戦用のタイヤを支給したのが、わずか1日前の11日(水)だったことが明らかとなった。
ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が伝えたところによれば、この3チームのピレリへのタイヤ代金支払いが遅れており、それが実行されたのがやっと11日(水)だったという。
その3チームとは、ロータス、フォース・インディア、そしてザウバーだと考えられている。だが、資金繰りに苦しむこれらのチームに対してF1最高責任者のバーニー・エクレストンが昨年度の賞金を本来の期日を前倒しして支払うことにしたと報じられていた。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、各チームがピレリに支払う年間コストは200万ユーロ(約2億5,700万円)だとしている。
さらに、少なくとも1チームがメルボルンでの宿舎を変更したとのうわさがささやかれている。それは、ホテル側から宿泊代金の前払いを請求されたためだという。
しかし、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、そのチームとはマノーではないとしている。