2014年シーズンにレッドブルへ昇格し、4年連続F1チャンピオンであったセバスチャン・ベッテルをしのぐ活躍を見せたダニエル・リカルド(レッドブル)だが、2015年シーズンにはその報酬が大幅にアップすることになりそうだ。
リカルドの地元オーストラリアの『Sydney Morning Herald(シドニー・モーニング・ヘラルド)』が伝えたところによれば、リカルドの2014年の報酬は「100万ドル(約1億2,000万円)をわずかに超える」レベルだったという。
もちろん、その額はベッテルの報酬額の何十分の1程度にしか過ぎなかった。
『Sydney Morning Herald(シドニー・モーニング・ヘラルド)』は、2015年のリカルドの報酬は今季の2倍以上になるとともに、レースで優勝した場合やタイトルを獲得した場合にはさらにかなりの額のボーナスが支給されることになりそうだとしている。
25歳となるリカルドもこれを認め、次のようにコメントを行った。
「ああ、そうなると思う。少しばかり給料が上がるはずだけど、最終的にどれくらいの額になるかは様子を見ないとね」
2014年シーズンには、メルセデスAMGのドライバー以外では唯一3度の優勝を果たし、ランキングも3位につけたリカルド。だが、その報酬は彼が打ち負かしたほかのトップドライバーたちに比べるとかなり見劣りするものだ。
だが、リカルドは次のように続けた。
「平均的に見れば、僕たち(F1ドライバー)のほとんどがかなりいい額を稼いでいるよ。でも、一番いいことは、自分の好きなことをやって生計を立てられることだね」