フェラーリがキミ・ライコネンを解雇するのではないかといううわさを関係者が否定している。
今年フェラーリに移籍したライコネンだが、今のところチームメートのフェルナンド・アロンソに後れを取っている。F1カナダGP(8日決勝)開催中のジル・ビルヌーブ・サーキットでは、これを理由にフェラーリがライコネンを解雇するのではないかといううわさがささやかれていた。
しかし、現在のライコネンの契約は2015年末までのものだ。2009年末にライコネンが契約途中で解雇された際も、フェラーリは違約金として大金を支払わなければならなかった。
フェラーリのチーム関係者は、ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』に対し、「フェラーリが2度キミをクビにすることはない」と語ったという。
2009年に高額の違約金を支払ったことを受け、「フェラーリは同じことをしたがらない」とその関係者は話している。
また、あるドライバーのマネージャーは『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』にこう話している。「フェラーリは最高で3000万ドル(約31億円)支払うことになるだろう。彼の契約は2015年までで、1年のオプションもついているからだ」