ポルシェ・ジャパンが、新型「911タルガ4」および「911タルガ4S」の予約受注を2月1日(土)に開始する。価格はタルガ4は1,500万円、タルガ4Sは1,800万円になっている。
新型911タルガは、クラシカルなタルガのコンセプトと最先端のルーフテクノロジーを融合した初めてのモデル。伝説の初代タルガ同様、ニューモデルのタルガも特徴的なワイドなBピラーを備える。フロントシート上方のルーフセクションが可動式となっており、Cピラーは省略されリアウインドウがサイドに回り込むように設定。ルーフシステムはボタンひとつで開閉でき、ボタンを操作すると、フルオートマチックのルーフシステムがコンバーチブルトップをリアシートシステム後方に格納し、良好な視界を確保する。
新世代のタルガも2バージョンが用意され、いずれも4WD。911タルガ4は、350PS(257kW)を発生する水平対向3.4リッターエンジンを搭載。ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)およびスポーツクロノパッケージを装備したこのモデルは、0 ~ 100 km/hをわずか4.8 秒で加速し、最高速度は282 km/hに到達する。NEDC(新欧州サイクル)における燃費は8.7リッター/100km、CO2排出量は204g/kmだ。
トップモデルである911タルガ4Sは、排気量3.8リッターで400PS(294kW)を発揮。スポーツクロノパッケージを装備した場合、このモデルの最高速度は296km/hに達し、0~100km/h加速タイムは4.4秒をマーク。NEDCにおける燃費は9.2リッター/100km、CO2排出量は214g/kmとなっている。
4WDシステムはニュータルガ専用に開発されたポルシェ・トラクション・マネージメント(PTM)が標準装備となり、あらゆる天候および路面状況でも最適なドライビングダイナミクスを発揮する。なお、日本導入は4月1日以降となるため、価格は消費税率8%でのものになっている。