ザウバーのチーム代表であるモニシャ・カルテンボーンが、ザウバーの財政状況や今後について、最も単純な方法であると考えられる2つの手段をとる可能性があるのではないかとの質問に対し、これを否定した。
ベテラン記者であるロジャー・ブノワから、ザウバーが厳しい財政危機に陥っていることから、辞職を考えたことがあったのではないかと尋ねられたカルテンボーンは、きっぱりと「いいえ」と答えた。
さらに、カルテンボーンは、債務がどんどん膨らんでゆくこととなった激動の2013年シーズンの後、チームを売却し、F1からの撤退も考えたのではないかとの質問に対しても、否定している。
ザウバーは、グレーのカラーリングが施された2014年型車C33を横から撮影した数枚の写真を26日(日)にネット上に発表したが、ブノワは、目立っているのはタイトルスポンサーがついていないことだ、と語った。
だが、カルテンボーンはこれに対しても次のように語っている。
「テルメックス、クラロ、NEC、ホセ・クエルボ、エリコン、エミル・フレイ、そしてサーチナ。私たちにはこうした重要なパートナーたちがいます」
「さらに、ほかのスポンサー候補たちとも交渉を行っているところです」、とカルテンボーンは付け加えた。