破たんしたとみられていたロータスとクァンタムの契約に関与していたマンスール・イジャスが、この取引はまだ消えていないと語っている。
ロータスは、投資家グループのクァンタムへ株式を売却するはずだったが、約束された期限までにクァンタムからの入金はなく、チームオーナーのジェラルド・ロペスは最近、クァンタムとの契約を「キャンセルした」と語っていた。
「入金されることはなかった。2014年については、新スポンサーのPDVSAもついており、予算は万全だ」
しかしイジャスによると、契約はまだなくなったわけではないという。ただし、違う形になるようだ。
イジャスは『grandprix247.com』に対し、ロペスやロータスのオーナー企業ジェニイ・キャピタルの幹部陣もロペスに協力しており、誰よりもイジャス本人が期限までに入金できなかったことを「後悔している」という。そしてロペスは、28日(火)から始まるヘレステストと、2月19日(水)から始まるバーレーンテストの間に契約をまとめることが目標だと語った。
イジャスをめぐっては、過去にも破たんした疑わしい取引に多くかかわっていたとして、人間性を批判する記事も多くあった。こういった記事に対してもイジャスは反論している。
「ロータスの出資が終わったら、私を中傷したブロガーやジャーナリストに対し、我々はあらゆる手段を講じて、無責任な行いの責任を取らせる。彼らがどれほどのホラ吹きなのか分かるだろう」