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ウィリアムズF1代表「難しい決断だった」シートを譲ったサージェントには「感謝してもしきれない」

2024年03月22日(金)20:19 pm

F1第3戦オーストラリアGP(メルボルン、アルバート・パーク・サーキット)のフリー走行1回目でクラッシュしたアレクサンダー・アルボンが、明日からローガン・サージェントのマシンに乗るとウィリアムズが発表した。

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■アルボンがサージェントのマシンに

アルボンのシャシーは現地で修復不可能なほど「甚大な損傷を受けたため」、「修理のためにチーム本部に送り返す」ことになった。

ウィリアムズはスペアのシャシーがなかったため、明日から成績の良いアルボンがサージェントのマシンを使うことを決定。予選と決勝レースを1台で、ポイント獲得を目指して戦うことにしたという。

■ジェームス・ボウルズ代表「感謝してもしきれない」

この決定について、ジェームス・ボウルズ代表は次のように語った。

「シャシーに受けたダメージが原因で、この週末を棒に振らなければならなくなったことは非常に残念だ」

「スペアシャシーを持たないというのは現代のF1では受け入れがたいことだが、これは冬の間に我々がいかに遅れをとっていたかを示すものであり、将来に向けてより良いポジションを得るために大きな変化を遂げる必要があることを示すものだ。その結果、今日の午後は非常に難しい決断を迫られた」

「ローガンは自分が犯したわけでもないミスで苦しむ必要はないが、中団争いがかつてないほどタイトになっているときには、すべてのレースが重要になるため、今週末のポイント獲得の可能性を考慮して決断した」

「この決断は決して軽いものではなかったし、ローガンが潔くそれを受け入れてくれたことに感謝してもしきれない。彼は真のチームプレーヤーであり、チームへの献身を示してくれた。ウィリアムズにとって厳しい週末になることは間違いないだろうし、このような状況に再び陥ることはないだろう」。

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