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評価急上昇!ペレスはフェルスタッペンに「破壊」されずに頑張っている このままなら残留は確実か

2024年03月05日(火)21:16 pm

セルジオ・ペレス(レッドブル)が今年、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に次ぐ2位を獲得し続けることができれば、2025年のレッドブルでのポジションは安泰かもしれない。

●【2024F1第1戦バーレーンGP】レース結果、タイム差、周回数

■ペレスはフェルスタッペンに「破壊」されずに頑張っている

噂では、34歳のメキシコ人ドライバーはフェルスタッペンとの差を縮め、来季の契約に値するとチームを納得させるのに苦労するだろうと言われている。しかし不思議なことに、影響力のあるヘルムート・マルコ博士はバーレーンで行われた2024年シーズン開幕戦の週末を通してペレスのパフォーマンスを称賛した。

「チェコはとてもいいレースをした」とマルコは『Speed Week(スピードウィーク)』に語っている。

「メルセデスとフェラーリをパスするのに時間がかかったが、その後は最適化されていた。彼以上のことをやっても無意味だっただろう。マックスに次ぐ2位が、彼が達成できたすべてだった」。

しかし、フェルスタッペンとのタイム差とペース差は歴然だった。

「マックスがペレスと同じクルマ、同じタイヤ、同じタイムでファステストラップを記録し、しかも2秒も速くなるというのは、第一級の強さの証明だ」

「しかし、彼にはチームメイトにフェルスタッペンがいる、だから、彼に滅ぼされなかったことはすでに偉大な功績だ。もしマックスがそこにいなかったら、面白いレースになっていただろう」とマルコは語った。

■ギュンター・シュタイナー、ペレスは残ると予想

ギュンター・シュタイナー元ハースF1代表によると、ペレスは来年もレッドブルにとどまる可能性が高いようだ。彼は『Bild(ビルト)』紙に次のように語った。

「セルジオは今もそこにいるので、おそらく彼は残るだろう。彼が放出される可能性があるのは事実だ。でも、ドライバー市場で本当の動きが始まるのは、メルセデスが新しいドライバーを見つけてからだと思う。そうなれば、どのドライバーも次なる最高のコックピットを手に入れようとするだろう」。

■ペレスは悪いドライバーではない

オランダ人レーシングドライバーのイェルーン・ブリーケモレンは、バーレーンGPで2位に入ったことがペレスにとって大きな成果だったとは考えていない。

「彼は悪いドライバーではないと言っておくよ」と彼は『NOS』に語った。

「ただ、マックスは他のドライバーよりずっと優れているということだ。ペレスは最高のマシンを持っているから、本当は2位になるはずなんだ。だけど、彼がチャンピオンシップで2位になった場合、彼ら(チーム)は間違いなく彼を解雇するつもりはないだろう」

■予選はコンマ4秒近い差がある

一方、元F1ドライバーのクリスチャン・アルバースは『De Telegraaf(テレグラーフ)』に次のように語った。

「予選を見れば、コンマ4秒近い差がある。ここでもミス、あそこでもミスがあった。でも、他のチームを見てみると、その差はコンマ数秒しかないんだ」。

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