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アロンソは魅力的なメルセデスF1移籍検討前にF1参戦継続を検討…3人のトップF1ドライバーが2024年の多すぎるレース数を非難

2024年03月01日(金)15:09 pm

F1のトップスター3人が、2024年の年間レースカレンダーが史上最高の24戦に膨れ上がり、長期化し続けることに苦言を呈した。

■アロンソ、F1引退も視野

すでに42歳のフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)には、2025年にメルセデスへ移籍するというセンセーショナルな噂もあるが、「参戦を続けるのか、どうか」を決めるまではチームとの話し合いすら検討しないという。

「気分は最高だけど、厳しいカレンダーだ」と『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』紙はコメントを引用している。

「2026年には、魅力的かどうかは別として、新たなレギュレーションも導入される。いくつかのレースを見て決めるよ」

■多すぎるレースはF1にとってマイナスだ

アロンソがデビューした2001年当時のレース数はわずか17レースだったが、彼は2017年からF1のオーナーとなったリバティ・メディアが、当時からこの数を「上限をはるかに超える」ものにしていたと指摘する。

「20~21レースが限界だと言われていたのを覚えている。今は24レースで、これは誰にとっても持続可能なものではない。マックス(フェルスタッペン)でさえ、シーズンは長いと思っていると思う。残りの僕たちのことを想像してみてほしい、今年の後半、僕たちは何のためにも戦うことはできない」

「もし誰かがこのことを理解しなければ、結局はスポーツにとってマイナスになる」

■フェルスタッペン「限界をはるかに超えている」

実際、フェルスタッペンもアロンソと同意見で、今年の24戦について、このスポーツは「限界をはるかに超えている」という。

「僕はまだ若いけど、あと10年も24レースをやるつもりはない」とフェルスタッペンは宣言した。

「僕たちは量ではなく質を考えなければならない。人生の質を評価しなければならない瞬間がある」

「僕の契約は2028年に切れるけど、その時僕は31歳だ。それ以降の予定はないよ」。

■サインツも多すぎるレース数を懸念

一方、フェラーリのカルロス・サインツは、モータースポーツの頂点は「独占的」であるべきだと考えているため、F1が毎週毎週レースで「リスクを冒している」ことを認めている。

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