F1第22戦ラスベガスGP(ラスベガス・ストリップ・サーキット)が16日木曜日に開幕し、アルファタウリF1のジョナサン・エドルス(チーフ・レース・エンジニア)が次のように振り返った。
●【2023F1第22戦ラスベガスGP】開催スケジュール・全セッションの結果
■ジョナサン・エドルス(アルファタウリF1、チーフ・レース・エンジニア)
FP1:8番手、13番手
FP2:17番手、19番手
「FP1ではほとんど走らなかったが、FP2にタイヤを持ち越すことができ、4セットで90分のセッションを行うことができ、忙しいセッションだった」
「新しいサーキットということで、我々が取り組んだ重要なポイントは、タイヤの挙動を理解し、そこから最大限の力を引き出す方法と、ダウンフォースレベルをこのサーキットに最適化することだった」
「タイヤのグレーニングが最大の問題で、ソフト・コンパウンドではより顕著だった。レースまでには改善されると期待しているが、影響を減らすためにセットアップで他に何ができるかを確認する必要がある」
「非常に長いストレートではドラッグを最小限に抑えたいため、ダウンフォース・レベルに関しては簡単な選択ではないが、コーナーではグリップが低いため、より大きな荷重が必要になる」
「いくつかのオプションを試したが、FP3以降で最適な選択をするために、一晩データを見直して他のドライバーから学べることを確認するつもりだ。ショートランのペースは期待していたようなものではなかったので、それを改善するために今夜やるべきことはあるが、そうは言っても、我々はロングランでより競争力があるように見えた」
「FP2セッションの開始時間が遅くなったことで、“門限”までデータを分析できる時間は少なくなったが、セットアップの変更に取り組み、明日に向けてパフォーマンスを向上させるために全力を尽くすよ」。