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フェルスタッペン、失格騒動についてFIAに改善提案「1台が失格ならもう1台もチェックするように変える必要がある」

マックス・フェルスタッペン（レッドブル）は、先週のF1アメリカGPでルイス・ハミルトン（メルセデス）とシャルル・ルクレール（フェラーリ）の失格をめぐる新たな論争について聞かれると、FIA（国際自動車連盟）はマシンが合法であることを確認するためにもっと努力すべきだと考えている。

●【2023F1第20戦メキシコGP】全セッションの結果・開催スケジュール

「変える必要があるのは、1台目のクルマがレギュレーションに準拠していないことが判明した場合、チームの2台目のクルマもチェックすることだよ」。

各ドライバーのセッティングは違うこともあるが、チームは基本的に同じマシンを使っていることから、1台が違反だった場合はもう1台も違反の可能性があるということだ。

FIAは昔から抜き打ち検査スタイルで車検を実施してきたが、それは全車をチェックするには膨大な時間が掛かること、そしてチーム側はいつ・誰が・どこの要素をチェックされるかわからないため、違反の抑止力になるためだ。

そして、ルールにグレーゾーンはなく、わずか1mm、1g、1ccでも適合しなければ「違反」となる。