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アルファタウリF1エンジニア、角田裕毅は「走行ごとに改善」ローソンは「安定したバランスがなかった」最大“時速45キロの突風”でサーキットに大量の砂

2023年10月07日(土)10:28 am

F1第18戦カタールGP(ロサイル・インターナショナル・サーキット)の初日、予選を終えたジョナサン・エドルズ(チーフ・レース・エンジニア)が次のように語った。

●【2023F1第18戦カタールGP】全セッションの結果・開催スケジュール

■ジョナサン・エドルズ(アルファタウリF1、チーフ・レース・エンジニア)

アルファタウリF1の予選:11番手、18番手

「スプリントが開催される週末ではよくあることだが、コース上は非常に困難なコンディションで、非常に忙しくてチャレンジングな金曜日だった。最大時速45キロの突風がマシンのハンドリングに影響を与え、またサーキットに大量の砂をもたらした。FP1開始時点ではコースはかなりよかったんだ」

「実際、セッション開始から終了まででラップタイムは約10秒短縮され、それに伴いマシンバランスも変化していた。グリップが非常に低いため、マシンはアンダーステア、オーバーステア、そして全体的にスライドを繰り返していた。だから主な制限を理解するために、時間の許す限り多くの周回をドライバーに与える必要があった」

「FP1を通してバランスは改善できたが、予選に向けてやるべきことはまだあると分かっていた。我々には良い走行プランがあり、Q1をうまく遂行できたが、リアム(ローソン)にはQ2に進むために必要な安定したバランスがなかった。少なくともこのフォーマットであれば、彼には明日のスプリント予選でもう一度チャンスがある」

「ユウキ(角田裕毅)は2セットの新しいソフトコンパウンドを装着してQ2に臨み、走行するごとに改善することができたが、最終的には最終ラップがQ3に進出するには十分ではなく、わずか0.004秒で逃した。今シーズン、これほど僅差で11位で終えたのは初めてではないが、少なくとも日曜日はポイントに近いところからスタートを切ることになる」

「レースではタイヤを理解するのが難しいだろうから、チャンスを最大限に活かすために全力を尽くす。今はスプリント予選の準備に焦点を移しているよ」。

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