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アルファタウリF1、急な状況で行った走行プランとは?「明日は一歩前進できる」

2023年06月17日(土)13:57 pm

2023年F1第9戦カナダGP(サーキット・ジル・ビルヌーブ)初日のセッションを終えたジョナサン・エドルズ(アルファタウリF1、チーフレースエンジニア)が次のように語った。

●【2023F1第9戦カナダGP】フリー走行2回目のタイム差、周回数

■ジョナサン・エドルズ(アルファタウリF1、チーフレースエンジニア)

「ここカナダでは、いつもとは全く異なる金曜日となった。FP1では予定していたエアロレーキの走行を赤旗前に完了させることができたが、その後、サーキットがCCTVの問題を解決する間、ガレージで待機することになった」

「(中断により)タイムは出なかったが、FP2を延長して30分早くセッションを開始したのは良い判断だった。なぜなら、午後に雨が降る可能性が高いことは分かっていたからね」

「FP1で未使用だったタイヤをそのまま90分のFP2に持ち込むことができたので、新品3セットとほぼ新品1セットのタイヤを使用することができた。走行プランは、4セットのタイヤでショートランとピットストップを行い、できるだけ多くの周回を重ね、その後ロングランを行うというものだった」

「雨はセッションの終盤に降ることが予想されたので、走行プランもそれに合わせたものにし、予定されていた作業をすべてこなすことができた」

「トラックはウェット宣言が出されていたので、明日のフリーのインターミディエイトタイヤを手に入れるために、1周する必要があった。赤旗が出たりしてチャンスを逃したくなかったので、この作業はドライで行ったんだ」

「全体的に、自分たちが見せたペースよりももう少し上のペースを期待していたが、濃密なプログラムを考えると、セットアップの変更にフォーカスすることはしなかった。一晩でクルマを変えて、明日は一歩前進できると思う」。

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